ジュエリーつれづれ日記

その業界、業界で、「えっ？」と思われる小話があります。

某ホテルに勤めていた時のことでした。
「新聞の拭き方、知ってるか？」
コレ、えっ？･･･じゃないですか？

V.I.P用の新聞は全紙配布しますが、ベルボーイはその全紙一枚一枚を
お客様（V.I.P）の手がインクで汚れない様、毎朝拭いていたんですよぉ。

また、バイク便は正にスピードが命、秒単位の世界です。
もっぱらライダー同士の話題は「どこに抜け道がある」とか、
「あそこによく警察がいる」とか、
「あそこの信号を曲がると次のあの信号も青だ」とか。
まぁ、安全運転が一番ですけど。

ちなみに警察官の知り合いがいる人はご存知だと思いますが、
警察の人は自分の職業を「警察だ」と言っちゃいけないんですね。
警察のことを「会社」と呼び、自分のことを「会社員」と呼びます。
なんか、professional（？）ですね～

ところで、ダイヤモンド業界では。
先日私の、ダイヤモンド先生にこんな事を聞きました。
「先生は、腕時計はしない人なんですね。」


「ダイヤ見る時はね」

えっ？どうゆうことでしょう。

「数見る時は（腕時計してると）重くて疲れるから」

またまたぁ～、と思いましたよ。
何のことだ？って。

「もしするとしても右手につけるかな」


・・・ダイヤを見る時は通常１０倍のルーペで見ます。
はい、すぐに想像できそうなこの絵です↓↓↓


利き手によって違いますが、右手でルーペを持ち、左手でダイヤを持ちます。
数を見る時に右手のルーペは目元で固定されていますが、
左手はダイヤを変えることに動かします。

え～？
でも、腕時計が重くて疲れるて･･･

それもそのはず、
何とこの“先生”くらいになると、この“数見る時”というのは、
１万個も見るそうです。。。

･･･でも１万個て･･･
【解説】１００個見るのを１００回すると、一万個になります。